Eclipse 4.6
IDEのトレンドを知っているのは、開発者として当然だと思い調査。
ネーミング
いつもなら、天体系の名前のはずだが、今回は、元素名。
なんでだろー(テツトモ風)
マジで気になる。
eclipseって名前自体も天体系の用語だと思うのに。
ネタ切れかな?
テラナイトでも天体の名前が使われているから、個人的には結構覚えやすかったのに。。。
天体の名前は、中二病全開だからだろうか?
プロダクトにおいて、イメージは大切だからな。
そして、スプラッシュ画面の画像は、いつもながらカッコいい。。。
変更内容
バグフィックスは除く。
結構いっぱいある。
- JavaScript ES6 対応他
- メモリ消費量の低減
- Git ステージング・ビュー
- 部分一致でのコンテンツ・アシスト
- エディターで行折り返し
- 最大化などの操作性向上
- JSON エディター
- 起動高速化、UI 性能改善、アップデート高速化
- Eclipse 実行環境は Java 8 が必須に
- WTP の Tomcat 9 対応
- Java 保管アクションにダイヤモンド演算子への変換追加
- "if" のコンテンツ・アシストで == null と != null 候補を表示
- Ctrl+、Ctrl- でエディターのフォント拡大縮小
- ワークスペース選択ダイアログに最近使ったワークスペースの一覧を表示して選択・削除
- ファイルの関連付け設定で「関連付けられていないファイルのオープン」の挙動を設定
- null アノテーションの型を複数指定可能
- ダイアログのダークテーマ対応
- 名前変更ポップアップにオプションを開くためのリンクを表示
- ファイル検索でバイナリーファイルを対象にするオプションを追加
- クイック・アクセスで Ctrl+3 で表示切り替え
- アノテーション新規作成時に Target アノテーションなどのメタアノテーションの追加オプション追加
- リファクタリング:パラメータを新規フィールドに割り当て
- Java > コード・スタイル > フォーマッター > 編集 > 小括弧 に関する設定追加
- 履歴からのアプリケーション終了→再起動
- 編集中エディタの自動セーブ
- 最近使ったワークスーペースを直接選んで起動
...etc
気になった機能と確認結果
eclipse.iniの変更
使用するGCの設定が、G1GCになっている。
G1GCは、以前記事に取り上げたことがあるので、そちらを参照してもらえればと。
簡単に言うと、大きなメモリを効率よく管理するためのGC。
あまり大きなメモリを使ってないなら、設定を変えてみるといいかも。
Java9からは、デフォルトになるため、そこらへんは意識しておきたい。
仕組みは、以下の記事がわかりやすかった。
JSON エディター
地味にアウトラインが便利。
たまに、設定ファイルとしてJSON使ったりすることがあるので、アウトラインで構造が見やすくなった。
エディターで行折り返し
自分は、常に行折り返しさせないのが使いやすいが、そっちが使いにくい人もいるのだな。
ハード的な要因だろうか?
行折り返しが必要なほど、横いっぱいになるようなコーディングはしないように心がけているので、あまり気にしたことがなかった。
Alt + Shift + Y で切り替える。(デフォルト設定では)
ダークテーマ
闇ですね。
正しき闇の力を使えてこそeclipseって、勝手に思っている。
残念なことに、一部スクロールバーがダークテーマにならない問題が残っている模様。。。
次期バージョンで解決するようです。
この部分は、InteliJ IDEAが一番しっくりくるな。
Ctrl+、Ctrl- でエディターのフォント拡大縮小
これは、ライブコーディングする人にとっては便利ですね。
毎回フォント設定変えるのは、時間かかるうえに、なんか慌てちゃってパニくるときがある。(精神が弱い俺固有の問題かもしれんが。。。)
編集中エディタの自動セーブ
必要なのだろうか?って思ってしまった。
癖でCtrl+Sで勝手に保存してしまうので、個人的にはいらない。
たまにExcelを保存し忘れてクラッシュしてなくなりましたって人を見るけど、「それはリスク背負って作業した結果でしょ?」って思う僕は、傲慢すぎるのだろうか?
デフォルトでは、当然のように無効化されているので、保存癖をつけるのが普通だと思う。
履歴からのアプリケーション終了→再起動
これは、嬉しい。
たまにeclipseがクラッシュして、強制終了することがある。
その際に、Tomcat起動したまんまとかいうと、厄介なことになる。
過去記事にも書いたが、それが結構あって、対処方法を調べて残したほどだ。
多分、ハードが貧弱なせいでしょうね。。。。
最近使ったワークスーペースを直接選んで起動
あんまり起動時にワークスペース選ぶことがないので、実感はわかないのが正直なところ。
クイック・アクセス
なるべくショートカットを使うようになってから使うようになった。
フィルタリング機能が提供された。
これによって、大きな分類を覚えておけば、ある程度アクセスしやすくなる。
覚えてないときとかは、大分類で探すことができるようになるわけですな。
リンク
参考にした記事
Eclipse 4.6 Neon 新機能 TOP10!と Spring Boot STS - Qiita
Eclipse4.6 "Neon"の新機能一覧 - R42日記
感想
takahashikzn さんのブログがすごく詳しかった。
これくらいのことができるエンジニアになりたいものだと思いました。
全体的に、コーディング補助の能力が向上した印象を受ける。
コードの解析技術がもっと進んでくれればいいなと思う。
特にNull解析は!
遊び心ある機能があると面白いかもな~と心の中で思う。