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遊戯王好きのJavaエンジニアのブログ。バーニングソウルを会得する特訓中。

管理職にコードの問題点を伝えても伝わっていない件

背景

新規プロジェクト開発に携わることになった。
何回かフェーズが別れており、段階的に開発する流れになっていた。
自分は第二フェーズから参加。
第一フェーズのコードを見たが、いろいろ不味いスパゲッティを作っており、指摘をした。
その結果、伝わっていなかったことが周囲の人から聴いて知った。

詳細

管理職との関係

ほとんど面識がない。
管理職は顧客に近いとこにいるため、作業場所が違っている。
顔は何度か合わせたことがあるけど、ほとんど覚えていない。
そのため、指摘は対面ではなく、メールベースでの指摘となってしまった。

知った経緯

歓迎会があり、管理職の近くにいる開発者から状況を教えてもらった。
一部の開発者からは絶賛されたけど、管理職に近い開発者からは全然理解を得られていなかった。

なぜなのか

簡単に言うと技術力の差。
理解ができていない管理職付近にいる開発者に話を聴いたが、どこがどう問題になるのか理解できていなかったらしい。
※管理職も含めて

自分は、文章で理論的に話したが、それが不味いという指摘を得た。
実際にどうなるのか想像ができていないため、指摘したことをやり続けることで、物理的にどういう問題になるのか分からないらしい。
つまり、内部的な構造は目に入っておらず、最終的なアウトプットが正しければ、内部構造はどうでもいいとういうことだ。

それは、不味い

内部構造を理解してないのは、非常に不味い。
カオスの予兆が分からないということだから。。。
その人の経歴を聴いたが、どうやら管理専門で教育を受けて今の立場にいるらしい。

管理職だからでは済まされない

「管理職だから内部構造を理解しなくてもいい」という理由にはならないと、自分は思うのです。
管理職でも、一定の開発スキルは必要だと思います。
なぜなら、改善はコードに対してするため、コーディングに対する知識がないと、改善が行えないから。
そして、今のコードの状況がわからないため、開発者に対して高負荷を意図せずにかける事態になる気がします。
そして、プロジェクトは炎上し、なぜなぜ分析をするのだが、そもそも自分に原因がない前提で分析するので、分析にならないことがある。
真因が求められない結果、開発者にしわ寄せが行って、「ダメだなコイツは」って考えになる。
そういった事を数度受けたことがあるので、どこの現場でもよくあることな気がしてならない。

開発者あがりの管理職が一番

管理職といえど、やっぱり開発スキルは最低限必要だと思いました。
説明能力がない自分にも問題あると思いましたが、自分が全て悪い気がしません!

最低でも原理・原則の基礎知識が欲しいと思いました。
実践はできずとも、理解はあることが重要だと思います。

そういう点では、開発者あがりの管理職は、結構強みがあるのではないかと感じました。
コーディングに理解があり、開発者との意思疎通ができて、それを顧客に説明できるので、強みだと思いました。

頼むから勉強してくれ

管理職も大変でしょうが、プログラミング理論・原理について一定の理解・勉強はして欲しいと感じました。
あと、開発者だけに勉強を強いている管理職をよく見ますが、それってどうなのと思います。
他人に強いる前に、自分がどうあるべきがちゃんと示してこそ、言葉に重みが出ると思うのです。

思うこと

自分が管理職ではないので、アンチ的な立ち位置で批判してしまいましたが、管理職が大きなプレッシャーと戦っている点は理解しているつもりです。
最終的に責任を取らなければいけない立場ですし、責任の重さは計り知れないと思います。
ですが、少し開発者の立場によって欲しいという思いがあります。
どうも、「お客様は神様です」思考が強すぎで、開発者軽視になっている気がしてならない。
開発者も悪いものを作ろうとしてやっているわけではないので、一定の理解が欲しいのです。

寄り添う努力を、もうちょっとしてくれてもいいのではないかと思う今日このごろです。。。