きっかけ
gitの初回登録で、ソース管理の必要がないものを、よく追加してしまうので、何かgitignoreのよい生成方法はないかと探した結果を残す
環境
OS
$sw_vers ProductName: Mac OS X ProductVersion: 10.14.5 BuildVersion: 18F132
Homebrew
$brew -v Homebrew 2.1.9 Homebrew/homebrew-core (git revision 2548c; last commit 2019-08-11) Homebrew/homebrew-cask (git revision 64623; last commit 2019-08-11)
git
$git --version git version 2.22.0
gibo
公式サイト
GitHub - simonwhitaker/gibo: Easy access to gitignore boilerplates
インストール
githubのREADME.mdにある通り、Homebrewでインストールする。
Homebrewのインストールは、ここでは詳しく説明しないので、各自でインストール
brew install gibo
インストール成功確認
インストールがちゃんとできているか、バージョン情報の出力で確認。
こういうのを怠ると、あとあとで手痛い目にあうので、着実にできることは確認した方がよいということを、最近学んだ。
$gibo -v gibo 2.2.3 by Simon Whitaker <sw@netcetera.org> https://github.com/simonwhitaker/gibo Fetches gitignore boilerplates from https://github.com/github/gitignore Usage: gibo [command] Example: gibo dump Swift Xcode >> .gitignore Commands: dump BOILERPLATE... Write boilerplate(s) to STDOUT help Display this help text list List available boilerplates root Show the directory where gibo stores its boilerplates search STR Search for boilerplates with STR in the name update Update list of available boilerplates version Display current script version
上記のような出力になれば成功しているhazu.
使ってみる
基本的に使うコマンドは、gibo dump <BOILERPLATE>
が主になってくると思う。
やっていることは、指定したものの.gitignoreの設定を標準出力に吐き出すというもの。
なので、.gitignore
に出力して作成するのが、主な使い方になっている。
BOILERPLATEには、複数指定が可能なので、使いたい環境に合わせて指定していく。
gibo -h
のExampleだと、SwiftとXcodeで必要なgitignoreの設定を出力している。
BOILERPLATEに指定可能な値は、gibo list
で確認ができる。
各コマンドの説明
dump
フォーマット
gibo dump [BOILERPLATE]
説明
BOILERPLATEに指定した環境のgitignoreをコンソール上に出力する。
help
フォーマット
gibo help
説明
ヘルプの表示
list
フォーマット
gibo list
説明
BOILERPLATEに指定できる値の一覧を表示する。
root
フォーマット
gibo root
説明
giboのBOILERPLATEを保存しているディレクトリを表示する。 BOILERPLATEを修正したい場合は、ここを修正すれば良さそう。(確認はしてない)
search STR
フォーマット
gibo search <STR>
説明
STRの文字列を含む環境を調べることができる。
例
$gibo search mac Emacs macOS
update
フォーマット
gibo update
説明
BOILERPLATEを更新する。
version
フォーマット
gibo version
説明
giboのバージョンを表示する。
所感
.gitignoreを手作りするのは、やっぱり無理がある。
一度登録してしまった不要なファイルを、消すのが面倒なので、なるべく手軽にgitignoreを作ることは、非常に大事だと思う。
制約が少なそうなツールなので、環境を汚したり、何かと競合するようなことは、少ないさそう。
なので、いまは、giboで落ち着いている。
基本的に使うのは、dumpとlistくらい。
というか、ほぼdump。
覚えるコマンドが少なくて済むのも、良いところだと思いました。