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遊戯王好きのJavaエンジニアのブログ。バーニングソウルを会得する特訓中。

【読書ノート】才能の正体

きっかけ

安売りしてたから

感想

「才能」とは何か?

才能=能力ではない。
能力が高まっていくと、やがて、才能として認められる。

メモ :つまり、才能=能力では?いきなり矛盾しているように見えたのだが、俺の気のせいかな?思うんだけど、才能とか天才とかって、そう呼ばれる人たちの鍛錬を想像できない人が使いがちな言葉だと感じてる。写輪眼とか、あきらかに努力で手に入れなれないものを持っているなら分かるけど、現実には、そんなものないからな。

才能がある人達=全員努力している。
すべての人が、優秀と言われる可能性を、もともと持っている。

周囲の評価は、結果だけをみて評価する。
人は、結果からしか判断ができない。
結果がでると、過去の記憶は、改ざんされてしまう。

メモ :何かの能力使いみたいだな。記憶の改ざんは、意外と簡単に起きるのかもしれない。

人は、結果から遡って物語を作ろうとする。
結果を作る物語の大きな要員になっているものが、才能。

メモ :才能ですべて丸く納めてるってことか。歴代の英雄たちは、それに近いかもな。。。

人は、認知で行動が変わる。
自分にもできそうなことなら、行動する。
逆に高すぎるハードルは、諦めてしまう。

メモ :認知って言われると、ペルソナ5を思い出してしまう。

「やればできる」は、結果至上主義。結果が出せないと分かった瞬間、やることそのものを辞める。
正しくは、「やれば伸びる」。

物事を分析する手法として、Why型/How型がある。
Why型:結果から、理由を作る。→ 能力が伸びない
How型:過程での変化を見る → 動機付けが向上しやすい=やれば伸びる

メモ :激しく同意。IT業界って、よく、なぜなぜ分析しろと言われるが、何かがおかしいと思っていたが、やっと理由が分かった。結果しか見てないから、糾弾みたいになったり、変な方向に議論が波及していくと思う。犯人探しをしたいんじゃないって言うけど、「なぜ?」の時点で、結果ベースで物事見ているから、犯人いる前提だろうって思う。

人間=何歳になっても後悔しているもの。
後悔を断ち切るには、「やらなかった」を失くしていくしかない。

メモ :やっちまって後悔するパターンは、いいんですかね?オナラを出そうとしたら、実が出ちゃったとかは、やってしまった後悔だと思うんですけど、トイレに行くことをしなかった後悔になるんですかね?

才能ある人=結果を出せる人=洞察力が高い人
先の展開を予想できた方が、結果をコントロールしやすい。

能力を才能へ

守破離を意識してスキルを磨く。
このとき、できる人を師にしてはいけない。なぜなら、助言をもらっても、難易度が高すぎることが多い。
当たり前のようにこなしていることが、実は難しいこともある。
やるなら、行動を真似る。

どんなに優秀でも、継続しないと伸びない。
他人が努力しているときは、邪魔せずに見守る気概が必要。

続けるには、自分にあったやり方を見るけるしかない。
教師/上司が、成功体験をもとにアドバイスしてきても、必ずしも適用できるとは限らない。
なぜなら、その人固有の成功談であるから。たまたま合ってしまう場合もある。
鵜呑みにせず、それが自分にあてはまるのか、よく考えて適用する必要がある。

技:詰め込み。
術:考え方を覚える。
スキルアップしないのは、技と術が混同しており、使い分けができていない。

成功体験は、不要。
それをこれから作り出す。

「才能」のマネジメント

人に伝えるには、前提の共有と概要が大事。
どちらも、話に惹きつけるために必要になる。

フィードバック=無意識に改善したくなるもの。
改善意欲を削ぐフィードバックは、間違ったフィードバックをしてしまっている証拠。
フィードバックをする際は、中立的なものを行う。
中立的なものは、なるべく事実をベースにするといい。
相手をコントロールしようとしたり、威圧的に価値観や感情を伝えるのはメリットなし。

チームは、目的と、目的を達成するためにもっとも効率的な作戦は、何かを考えて動ける。