沈黙のWebライティング ?Webマーケッター ボーンの激闘?〈SEOのためのライティング教本〉
- 作者: 松尾茂起,上野高史
- 出版社/メーカー: エムディエヌコーポレーション
- 発売日: 2016/11/01
- メディア: 単行本
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読書開始日
2017/02/01
大雑把な感想
漫画形式で重要なことがまとめられており、ページ数の割にはスラスラ読めた。
なるべく、ブログ作るうえでも注意しなければいけないことが多くあって、勉強にはなった。
特に、自分でライブラリ調査したりするので、その際に注意しなければいけないことが学べた。
漫画は、ジョジョっぽいと思ってしまった。
アニメとか見てると、「説明しよう〜」ってワードを見ると、スピードワゴンを思い浮かべてしまう。
まとめノート
太字は感じた感想
SEOライティングの鼓動
SEOとは、検索結果で上位に表示させるための施策のこと。
検索意図と検索結果の関係
何を検索したいのか、検索エンジンが判断して、検索結果が変わる。
その結果、検索意図が網羅的にまとめられているものが上位に来る。
つまり、ちょっとのまとめではなく、満遍なくまとめられた記事が良い記事とされているということ
網羅的なので、反対意見も入れるべき。独りよがりはNG。寛容な心が記事の作成には必要とされている。
SEOの成功とは、ユーザ意図を満足させるコンテンツをどうやって作るかできまる。
検索結果で上位に出すには、オリジナリティの追求が不可欠。
真似では、すでに同じものがあるため、上位に食い込めない。
重視すべきポイント
- 専門性
- 網羅性
- 信頼性
USP
USPとは、他にはない強みのこと。
強みが見つけにくい場合、弱みを見つけ、強みに変換するのもあり。
弱点が強みになる発想は、意外と難しい。。。
選択のパラドックス
選択肢が多すぎると、選択が困難になり、満足度が下がる。
現在の結婚観にも近い気がする。。。自由恋愛に絶対的価値観を見出した結果、未婚の人が増えている気がするんですよね。
増えた選択肢から選んでもらうには、USPをはっきりさせる必要がある。
USPが出にくい比較サイトは、客観性と機能を重視する。
独自の視点・切り口も大事だと思う。
サイトを作る際のポイント
- 感情表現を入れ、自分のことを書く。共感が得やすくなる。
- 見やすさ
- 冒頭で伝えたいことをまとめる
人間の行動
- 情報の発見
- 直感的に判断(高速)
- 判断・計算(低速)
直感が論理より上にあることに注目!
詰め込みすぎて嫌気が指すのは、ダメってことね
広告ばっかりのページは、あんまり見たくないもんね。。。
直感的に判断というのは、心理的負荷を減らすといい。
判断・計算に訴えかけるには、論理的で分かりやすい文章を書くことを心がける。
分かりやすい文章とは、読んだ後に疑問が起きにく文章のことをいう。
相手の理解を助ける文章が、分かりやすい文章に当たる。
冒頭で書くべきこと
- 更新日
- ターゲットユーザ
- 内容の超要約
- ページ内リンクの目次
- 共感しやすい見た目
文章を読んでもらうポイント
- 感情表現を入れる
- 見やすさ・伝わりやすさ重視
- 冒頭に超要約
感情表現の仕方には注意。わかりにくい表現は、ストレスになる。
文章の行間・改行は、予想以上に影響が大きい。
注意が必要な要素。
指示代名詞(あれ・これ・それ)は、なるべく使わない。ストレスになるから。
箇条書きは、情報がフラットになるので、情報を比べたいときなどに使えば効果的。
いらない表現は、カットする。
文字サイズや色・強調表現は、統一する。
統一するという意味では、Markdownを使うと、雑に描いても文章が統一されるので、いいと思いました。
区切り線や色の使用。写真やイラストを使った漫画的演出は、読みやすさにつながる。
書く際は、結論→理由の順で書く。
Webページを作る上での注意点
- 対象ユーザにとって、分からない言葉や知識は避ける
- 信頼性は大事
- 論理的思考を必要とする箇所は、分解して分かりやすくする
- 主張には具体性を持たせる
- 説得より納得させることを重視
- 長い理論には要約を使う
理解のしやすさが、一番なんですね。。 文章版のリーダブル・コードみたいやつが欲しい
ページプランニングのポイント
- ページの目的(何が目的なのか明確にする)
- ターゲットの特定(ユーザ特性・ペルソナ設定)
- 上位表示のためのキーワードを入れる
- 競合ページの情報
- 感情フレーズ
ペルソナァァァァ!(感情のつもり)
タイトル決めのポイント
- ページの特性を出す
- 情報の明確化
- 感情フレーズ
感情って大事なんだな。。。
感情入れない記事って、なんというか、ホリエモンみたいなやつがいいそうな記事になる気がするんだよね
タイトルのパターン
- 私事化
- 意外性
- 数字入り
- 網羅性
- 即効性(「カンタン」とか「すぐに」とか)
- 代弁
- 煽り
- 提案
- 検証
取材を成功させるためのポイント
準備編
- ライターの手配
- 写真撮影の許可
- 下調べ
- 書きたい記事の明確化と質問リストの作成
某新聞社は、結論ありきで書いてるから、誘導する形で準備になっている気がする。。。
当日
- レコーダーの許可
- 雑談からの開始
- 共通点の模索
取材中
- 相手のペースに合わせる
- 相槌と要約を入れる
- 沈黙を恐れない
- こちらが教えを乞う
- 深掘り
- 選択肢なしの質問と2択の質問を使い分ける
取材がまともにできている記者は、報道関係だとどれだけいんだろうね?
反面教師として見ておくべきかもしれない
取材後
- 雑談も取材の一部と認識する
- 録音と写真の確認
- お礼
- 公開までの流れを考える
- 記事の作成
SEOに強いライターの育成法
- 検索ユーザが読みたいものではなく、知りたいことを書く
- 一つのテーマを深掘り
- フィードバックは分かりやすく言語化
バズに繋がるコンテンツ
マズローの欲求5段階説
- 生理的欲求
- 安全欲求
- 愛
- 承認欲求
- 自己実現
拡散されやすいコンテンツ
- 共感を得やすい
- ユーモアがある
- ノウハウ・知恵
- 見栄えの良さ
- 癒やし
- 性的
- ストーリー性
- カッコ良さ
- 怒り・恐怖
- 応援
- ニュース
- 食
一番重要なのは、見やすさとわかりやすさ。
タイトルとアイキャッチには、力を入れる。