エンターテイメント!!

遊戯王好きのJavaエンジニアのブログ。バーニングソウルを会得する特訓中。

JJUG CCC 2016 fall 参加報告

開催概要

公式サイト

JJUG CCC 2016 Fall

項目 内容
日時 2016年 12月 3日 (土) 10:00 ~ 20:00 (開場 9:30)
場所 ベルサール新宿グランド5F(東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー 5F ベルサール新宿グランドコンファレンスセンター
参加費 無料

参加セッション

  • Be a great engineer!〜 フォローす べきトレンド、スルフォローす べきトレンド、スルべきトレンドをどう見抜くのか
  • Spring超入門 -Springを1年半使ってみて
  • Java + spring-boot で書く! LINE BOT ライブコーディング 。
  • JJUG presents マチコ &河村の怒り 新党
  • 受験勉強経も留学ない日本人 がJavaOneで英語講演きるようになるまで
  • JVM言語とJava、切ってもれないその関係
  • Javaエンジニアのキャリを考えるパネルディスカッション
  • 懇親会

各資料へのリンクへのリンク

GitHub - jjug-ccc/slides-articles-2016fall: JJUG CCC 2016 Fallの発表資料およびブログ記事まとめ

セッション感想

「Be a great engineer!〜 フォローすべきトレンド、スルーすべきトレンドをどう見抜くのか」

きっかけ

基調講演だし、とりあえず聞いとこう的な感じで拝聴。
朝、2度寝したため、途中から聞いた。
資料公開されたら、内容は目を通しておきたい。

内容

トレンドの見つけ方

トレンドは、イノベーションから生まれる。
イノベーションを追いかければ、自ずとトレンドを追いかける様になる。

イノベーションの種類
  • 破壊的
    ハイリスク・ハイリターン。大企業には取れない戦法
    シェア率に依存しないが、失敗すると会社の終わり。
    破壊的イノベーションで成功した企業はいくつかあり、影響を受ける奴がいると思うが、成功した企業は、無数の屍の上で成り立っている。
    憧れだけで飯は喰っていけないのだ!
  • 継続的
    ローリスク・ローリターン。中小企業がやっても、大企業にやられたら勝てない。
    シェア率の影響が大きい。
    守りのイノベーションとでも言っておこうか?
    守ることは、攻めることより難しい。
    失敗が積み重なると、大企業でも倒産の危機になる。

個人的に思うのは、日本は企業のリスクと難しさがあって、イノベーションが起こりにくいのではないかと思う。
海外事情を知らないので、正解なのか不明だが。。。
海外事情に詳しい人脈が欲しいところ。
ぼっち歴の長い俺には、かなり難しい課題。

本の紹介

イノベーションのジレンマ」って本が話題に出ていた。

日本のイノベーションのジレンマ

日本のイノベーションのジレンマ

トレンドの見つけ方

  • 技術カンファレンス
  • ガートナー社のイベント

ガートナー社のイベント

トレンドを踏まえての予見した発表をする。
全然知らなかった。会社を騙して参加費をむしり取ろうかな?

ガートナー社の注目トレンド
  • 機械学習
  • IoT
  • AR/VR
  • ブロックチェーン
  • メッシュアプリ

トレンドは、明日から使えるわけではない

イノベーション

いずれ一般化する。
コモディティ化」って単語は、ちょっと意識高い系といわれそうなので、なるべく使わない。

構成要素を取り出して、それを学ぶのが重要

トレンドを把握するメリット

自分のニーズを把握して、イノベーションが一般化した時に取り入れやすくする。

感想

ガードナー社を知れたのが収穫。
あとは、トレンドは全部把握する必要はないなと思った。
自分が欲しているものとトレンドがマッチするなら、深く探求しておく必要があると感じた。
結局は、アンテナの張り方だと思いました。

近くの中華料理店で食事 四川麻婆豆腐定食をいただいた。 辛味が足りないかな。 もっと激辛でもよかったハズ。

Spring超入門-Springを1年半使ってみて-

きっかけ

本当は慎さんのセッション見るつもりだったが、「初心者は〜」の下りを見て、このセッションを見ることに。
自分が上級者だと自覚するには、まだまだだからね!

内容

初心者向けだけあって、既知の内容が主だった。

  • Spring Data
  • Spring Security

DI

Springが管理しているインスタンス制御の仕組み

気になった用語

Bean → 豆、Java豆から来ているということを初めて知った。そういえば、最初にJavaやったときにBeanの意味がわからなかった

Spring系のコミュニティ

Java + spring-boot で書く! LINE BOT ライブコーディング。

きっかけ

こういうハック系みたいな感じなのは、面白いことが多いので参加。

内容

TLS暗号化 json形式で連携 SDKはいらないのだが、やりたいことを実現扠せやすくするために作成

LINEのサーバーサイドはJava

社内の独自文化で醸成されているので、プルリクを欲している様子

LINE BOT AWARDS グランプリなら1000万円!!!!

ライブコーディング

実装内容を見ていたが、相当練習したように見える。 気になったのが、設定して値を返すような仕組みがイマイチに感じた。 returnでメッセージに出したいものを表示する仕組みが提供されていて、そこら辺は流石だと思う。 なんちゃってシステム開発は、returnを使わせないところがあるからな。

JJUG presents マチコ&河村の怒り新党

きっかけ

タイトルにつられてしまった。。。 こういう感じの遊び心がある感じは、好きだ。 実際に、怒り新党はよく見ている番組なので参加。 内容見て、不満だったらJunit5の方に流れる

内容

バグや障害が見つかったときに、直に犯人探しをするやつに腹が立つ

はい、僕です。。。
やらないようにしているけど、それをやるのは難しい。
ムカつく奴がいるのなら、その人のバグを見つけて、その人を責め立てる策が、超有効。
2度と開発現場に来ないくらいに責め立てる。

犯人探しは、自分が犯人というミステリー殺人みたいなことが起きそうなので、 なるべくやらないようにしたいけど、責任が来ないように退路を作っておく。

やる人は、責任が来ない範囲に立っている人なんだろうね。 俺は恨み・辛みを覚えておくほうなので、絶対に倍返しするための策略を立てる。

犯人、適切な判断を下せるやつが犯人の可能性??

若い人が新しいことを取り入れすぎて付いていけない

使えないのはツールではなく、お前だ!という結論。
投稿した人は、使えないなら別な手段をすればいい。

上長が、技術に疎いけど、地位だけ高いのが駄目だと思う。
やっぱり、技術部門が居ると思う。
そして、そこは地位と依存関係がない感じがベストだと思う。

家で仕事に集中したくても猫に仕事を邪魔される

猫を処分すればいいんじゃないかな?
集中したいなら、他人に監視されるとか、期限ギリギリまで何もしない。

営業の意見を取り入れてくれないエンジニアに腹が立つ

営業はユーザではないよね?
あと、営業がユーザのニーズを完全に把握しているとは思えないんだよね。

営業は肉食動物、エンジニアは草食動物ってのが、上手い例えだ。
もう、分かり合えないのだ。

この対立は、第三者が隠れているような意見が面白かった。
たぶん、管理職か経営層が、問題なんだろうな。

エンジニアを能力を定量評価しろ

無理じゃないかな。
完全に納得できる定量評価は難しい。
会社への貢献度で見るしか無い。この人がやめられたら困る順に評価が高ければいいんじゃない。
あとは、どのくらい能力向上を果たしたかだろう。

目標設定の話があった。
達成可能な目標を立てて、達成して評価を上げさせる人が居るみたいな話があった。

自分も評価する立場になったから思ったこと。
自分が求めているレベルと評価する人のレベルの差だね。
求めているレベルに達してなかったら、評価を下げるし、求めているレベル以上で、こちらが教えられることが多かったら、評価をあげる。
あとは、管理職が評価する人の能力を知っていれば、自ずと全体を把握できるはずだ。

不満を抱えているのに何も言わない部下に腹が立つ

第三者を入れればいいんじゃないかな?
本人に直接いったり、誰かが集まった場で発言させるのは、正直無理があるで!

「発言で空気が冷める人がいる」ってのは、俺のことかな?
よく発言すると、時間が止まったみたいな感じになる。
スタンド使いになったのかもしれない。
スタンド名は「ザ・ワールド」に違いない!Wryyyyyyyyyyy!!!!!

会議で言わないのは、責任が伴うからだ。
レッテル貼りが会議では起こるからな。参加者が多ければ、より強力なレッテル貼りになる。
「バカだと思われたくないから、発言しないことが多い」という意見には納得。
俺も思う。 羞耻心は、仕事をする上で、とても邪魔になる。
どうやって捨てるかが大事だね。
バカという衣を被れる技術がいるんだろう。
やり過ぎると、ウザくなるから適度な感じできっちりやる場面と、バカを装う場面を使い分ける必要がある。
他社との問い合わせ窓口をやることが多くなってきたが、その役割をする際は、自分がバカの衣を被る技術が必須だと感じた。
自分が疎い技術に関して聞く場合は、なおさらだ。

感想

アドリブが必須なセッションだったな。。。
無言事故が結構あった。
もしかして、俺の「ザ・ワールド」が能力を発揮したのか?

パネルが意外としっかり作ってあったのに驚いた。
発注したのかな?本物の番組並のクオリティだった。

意見を募ることが多かった。
たぶん、ツイッターとか活用すれば、意見が集めやすい気がする。
いろんな人がいる前での発言は、結構勇気がいる。
世間体を気にする日本人では、セッションの質問時間で質問するのは難しい。
聴衆参加型も同様だ。

次のJJUG Springでもやるらしい。
そういえば、思ったけど、Javaの話が一切出てこなかったな。

別の技術とは関係ないブログで、マツコ&有吉の怒り新党の番組の感想を書いているので、興味ある人はそちらに。

怒り新党 の検索結果 - バーニングソウル!!

受験勉強経験も留学経験もない日本人がJavaOneで英語で講演できるようになるまで

きっかけ

山本裕介さんだから、とりあえず聞いてみた。
人がいっぱい。
同姓同名が有名人でいっぱいいることは、知っていたみたい。

内容

身につけ方

王道なし
英語を使う環境に身をおくことが大切
あとは、楽しんで触れられることが重要

感想

英語だけではないが、やっぱり環境が与える影響はデカイ。
どういう環境に身を置くかが大事だね
超満員で、一番戦闘で座って見る羽目に。。。

JVM言語とJava、切っても切れないその関係

きっかけ

Javaの補助ツールとしてJVM言語を使うことがたまにあるので、現状を知りたくて拝聴

内容

信頼と実績のJava、そしてJVM

後方互換があるからこそJVMが成り立つ 破壊的変更が少ないから、JVM言語が成立する

Pythonは2→3が問題だよね。。。

JVM言語とは

JVM上で実行可能なプログラミング言語

メリット
  • ボイラープレートを減らせる
  • Javaの資産が使える
  • Javaのビルドツールが使える

つまり、プログラミングだけ変えて、ビルド・デプロイは変えなくてもいい。

JVM言語種類

60くらい。論文だと100とか言われていることもあり、実態は誰もつかめていない。

JVM言語の歴史

1996年くらいからある。
JSR223から、他言語との親和性が進む。 JSR292から、動的言語のサポートが充実してきた。

第一世代

Scala, JRuby, Groovy

第二世代

Colojure

第三世代

Frege, Kotlin

JVM言語の仕組み

JVM言語とJava

  • Javaの仕様がJVM言語から来ていることもある

感想

独特な雰囲気の人だな。。。
JVM言語の世代の話をされると、ガンダムを連想してしまう。

Javaエンジニアのキャリアを考えるパネルディスカッション

きっかけ

そろそろ、真面目にキャリアパスを考える年齢になってきたので、とりあえず拝聴。

内容

転職を考えたきっかけ

やりたいことができなかったから転職がほとんどだった。
全員、危機感を感じたから転職が多い。

技術一筋でいくのか(マネジメントやる?やらない?)

俺は、エクセル嫌いなので、やりたくない。

マネージャになっても開発ができないわけではない。
それは、怠けているだけである。
技術とマネジメントは、相反しないという意見があった。

昇格するための試験は、無いところもあるのか。
マネジメントって人のマネジメントね。。

転職する際にフリーランス・起業を考えたこと無いのか

他にやることが増えるため、やりたいことができないが、登壇者の主な意見だった。
フリーランスでいることは、デメリットもある。
開発以外の作業が増えたり、仕事がなくなるという恐怖もある。
あとは、システムのコアな箇所が触らせてもらえないなどもあり得る。

起業するなら、自分にあったやり方が見つからなかったときかも。上司とやり取りが面倒くさいなら、あり?

Javaにこだわっていく?

個人的には、こだわらなくてもいい気がする。
Javaが普及しすぎて、抜け出せない感覚がある。

登壇者の主な意見は、こだわる気はないようだ。
Javaへの愛着や思い入れが深い。

キャリア構築、これだけは言わせて!!

  • 好きな事やればいい
  • 給料とか結婚とか、まったく関係ない
  • 情報をアウトプットすることが重要
  • 外に出ることが大切
  • 英語、重要
  • 転職がゴールではない
  • いろんなところを比較するのが重要

差別化を図るためにしてきたこと

  • 自分がビビっている方をやる
  • 苦手な環境に飛び込む
  • 差別化ではないが、コアな部分をしる努力をしてないと差別化できない

感想

庄司さんの意見がすごかった。
というより、常人にはできないと思うのだが。。。。
異常者なのかも知れない。

懇親会

今回は、体調不良ではなかったので、真面目に参加。
何人かに話しかけられた。
初めての経験。普段だったら、話しかけられる前に気配を察して逃げるもんね。

そして、今回一番良かったことは、ひしだまさんと話せたこと。
いつもの俺なら、絶対に話しかけないね。
ぼっちフィールドを展開して、近づくものすべて傷つけるような雰囲気を出しているもの。 聞いた内容は、ブログ運営について。
自分も1年位ブログをやっているが、10ヶ月くらいで週1の更新がマチマチになってしまった。
どのタイミングで更新しているのか聞いたら、業務で問題があったときに調べた結果(ネタ)をメールで送ってストックしているらしい。
そして、早いうちにそれをブログに上げているようだ。
最近は更新が止まってしまっているようなことを言っていたが、物事を知りすぎてしまった結果なような気がする。
そして、無理にネタ探しはしないほうがいいそうだ。
それをやるとキツイだけで、長続きしないから、問題は業務で見つけて書くのが一般的だそうだ。
そして、業務で見つけた問題点をメールで送ってブログに上げることが習慣化しているようなことを言っていた。
これが長続きしている要因なのだろうな。

今の現場は、セキュリティ的にキツイので、メモ書きする習慣をつけて、それをどうやってブログに上げるか、 うまいやり方を考える必要があると感じた。

全体感想

誰かに話しかけることは一生ないだろうと思ったけど、その殻を破ったのは大きい。
毎回思うのだが、JJUGなりでセッションやりたいとは思うけど、なかなかできない。
踏ん切りをつける儀式がいるのかも知れない。